10月に読んだ本2017年11月15日 10:07

10月の読書メーター
読んだ本の数:5
読んだページ数:1391
ナイス数:24

55歳からのハローライフ55歳からのハローライフ感想
登場する人々が、同年代なので、読んでいて身につまされて辛かった。再婚や再就職、再出発を考えたとしたら、こんな感じになるのかと。いったい、自分はこれまでに「信頼関係」を築いてこれたのだろうか。これからでも遅くないかな・・・。
読了日:10月01日 著者:村上 龍
家守綺譚家守綺譚感想
掛け軸から亡くなった友人が出てきたり、河童やタヌキや小鬼などなど、有り得ないはずの事が起こり、有り得ないはずの生き物がたくさん出てきているのに、全く当たり前のことのように日々を過ごしていく。あまりに自然なので、読んでいるうちに、おかしいと思う事がおかしいような気がしてくる。「カワウソ暮らし」のくだりが一番好きです。乾いた土に雨がしみこむような、癒される作品。
読了日:10月11日 著者:梨木 香歩
クラバートクラバート感想
ファンタジーは好きなので、前から気になっていた本。少年向きの児童文学なのかもしれません。全体に暗いイメージが漂い、希望が見えたと思ったらあっさり終わってしまった感じで、もう一つ入り込めませんでした。後半でローボシュが再登場し、成長したクラバートとの対比が興味深かった。
読了日:10月18日 著者:オトフリート=プロイスラー
ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)ヒア・カムズ・ザ・サン (新潮文庫)感想
当初、後半の方を、別視点からのストーリーと勘違いして、少し困惑。どちらの真也も真面目で、真っ直ぐなないい男でした。なので、更に勘違いしてタイトルのカタカナだけ見て、「サン」は太陽と息子をかけているのかと思いながら読んでいました。『いい息子が出来た!!』みたいな・・・(*^^*)。読み終わって、カバーを外してから英語表記に気が付きました(恥)。私はパラレル版の方が好みです。ラスト感動しました。そんな気持ちを持って義理父&義理母に接したいです。
読了日:10月22日 著者:有川 浩
カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)カナリヤは眠れない (ノン・ポシェット)感想
接骨院の合田という整体師さんを軸に、依存症に悩む女性たちが少しずつ再生に向かう。 合田先生は、そんな女性たちを、ほかの人間に危険を教えるカナリアだとし、悲鳴を無視するわけにはいかないと、治療をおこなっている。この合田先生が、いいかげんなようで、時に味のあるセリフを吐き、それがとても面白かった。 ただ、ラストで急激にミステリー仕立てになったような気がして。。。
読了日:10月28日 著者:近藤 史恵

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